視覚スクリーニング検査を導入しました(カリーノ保育園)(2024年8月28日)
今年度より3歳以上の園児を対象にスポットビジョンスクリーナーという機械を使って視覚スクリーニング検査を行なっています。大阪市では各区で実施している3歳児検診でも導入されている検査で、弱視発見の精度を上げることが期待されます。視力は成長に伴って発達するため、弱視の治療や予防には早期発見が不可欠ですが、子どもが自分で意思表示できる年齢になるまで、弱視かどうかを判断することは難しいと言われています。一般的なランドルト環を用いた視力検査では、一定時間じっとしたり、指示を理解し答えたりすることが難しいなどのことから正確に検査できないこともあります。今回の検査では、数秒間機械のライトを見るだけで近視・遠視・乱視などの屈折異常や斜視が検出されます。子ども達は初めて見る機械にドキドキ・ワクワク・・・「カメラのピカピカ見てね」と声かけすると、じっと見ていました。中には屈折異常が見つかった園児もいましたが、検査結果は保護者の方にお伝えし、受診のきっかけにしていただくことができました。この検査は、定期的に実施していきます。お子様のものの見方や視力など気になることがありましたら、いつでもお声がけください。